SSブログ

3月23日 利休梅。 [横浜市こども植物園]

  春分や穀雨など二十四節気は皆さんご存知ですよね。では、「七十二候」はどうでしょう。
恥ずかしながらよく分かっていませんでした。二十四節気と一緒に出ていることが多いのですが、
今回たまたま目にして面白いと思いました。
  もともと中国のものですが、二十四節気の各節気をそれぞれ三つに分けたものです。
きょうは4月21日ですが、二十四節気ではきのうから「穀雨」です。七十二候では「葦始めて生ず」と
出ています。なんのことか分かりませんね。葦(あし)は「葦」や「蘆」とも書かれ、「ヨシ」とも呼ばれる
イネ科の多年草です。
 この葦が水ぬるむに誘われて芽を出す季節だということのようです。
 葦ではあまりおもしろくありません。パラパラと七十二候が書いてあるものをめくってみると、3月
31日に「雷乃声を発す」とか4月15日には「虹始めて見る」とか書かれています。
 時節を表しているんでしょうが、今とはずれています。自然は変わってきているんでしょう。
二十四節気も面白いですが、七十二候にも目を通してみてくだし。




  きょうも3月23日の横浜市こども植物園です。

DSC_0103_00002.jpg

  正門を入って左側の林です。新緑に陽の光が当たっています。秋の紅葉も見応えあります。




DSC_0099.jpg

 貝母(バイモ・ユリ科:別名編笠百合) 群生よりも1本2本静かに立っている景色が好きです。




DSC_0036.jpg

  ムスカリ(キジカクシ科)




DSC_0015.jpg

 紫華鬘(ムラサキケマン・ケシ科)




DSC_0016.jpg

   白花蒲公英(シロバナタンポポ・キク科) タンポポも色々種類がありますが、在来種で

                           中国地方に多いんだそうです。




DSC_0094.jpg

  木瓜( ボケ・バラ科)  色が面白かったのでパチリ。




DSC_0092.jpg

  どこで覚えたのかリュウキュウバイと思っていたら、利休梅(リキュウバイ・バラ科)でした。

  明治時代末に中国から入ってきました。茶花としても広く使われていたので、そのイメージから

  利休と名付けられたかも。



 歩くと汗をかくようになったので下着を長袖からTシャツに替えた。もう長袖を着ることがないと

いいのだが。当地では暑いとは感じなかったですが、各地で夏日どころか真夏日になったところも

あったんですね。お天気は相変わらず勝手気ままです。

 天候が快適でも心楽しく散歩することができるのはいつになるでしょう。



 本日はこれにて。

nice!(59)  コメント(19) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。