端午の節句 [季節]
5月5日の「子供の日」に、この日に関係あるようなことを
書こうと思っていたのですが、コロナワクチン接種の予約で
手いっぱいになり書けませんでしたので今日書きます。
こんなことを云うほどのことでもないんですが。
「こどもの日」と云うよりも「端午の節句」という云い方が好きです。
男の子が健やかに育つことを願う一日なんですね。というと、すぐに
角を出す人がいます。女の子はどうなってもいいのか、と。
女の子には「桃の節句」があるんじゃない、というと、だったら
祝日にしろと。休みを増やして経済効果を狙う政府は何故桃の節句を
祝日にしないんでょうね。
分かるような気がします。
「国民の祝日の関する法律」によると「こどもの人格を重んじ、こどもの
幸福をはかるとともに、母に感謝する」と書かれています。
こどもは男の子だけではないんです、女の子も含まれています。3月3日を
祝日にする必要はないんです。
びっくりしました。なんで母だけなんでしょう?
端午の節句はいいですね、経済の豊かな家は武者人形を飾り、
鯉のぼりを立てました。
わが家は貧乏でしたからこれらは無しで、沼から刈り取ってきた
菖蒲を茅葺きの軒先に挿し、菖蒲湯に入り柏餅を食べました。餡に砂糖は
入っていない時がありました。
昔の人は偉いです。菖蒲の芳香はアザロンやオイゲノールといった
成分によるもので、血行促進や疲労回復に効果があるそうです。
では柏餅は?新しい芽が出るまで古い葉が落ちない柏の葉には、
子孫繁栄の願いが込められているんだそうです。
今年は柏餅を食べませんですた。来年は食べられるかな?どこかの
温泉に行って菖蒲湯に浸かっているかな?
忘れていたことがあります。
端午の節句は、もとは老若男女に降りかかる災いを除け、
長寿を願う日でした。
きょうの遊び。ひなげし
風に揺れるヒナゲシを撮るつもりでしたが、ヒナゲシは揺れず、
カメラが揺れました。
あす5月10日は9時から、奥様のコロナワクチン接種の予約をしなければなりません。
どんなことになりますかね。前回と同じ状況では嫌になります。
オクサマは急がないと云っていますから、気楽に行きます。
本日はこれにて。