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虫 塚(2) ・ 建長寺 [神社仏閣]

養老孟司先生は解剖学者であったことはご存知ない方もいらっしゃるでしょう。たくさん本が売れた
「バカの壁」の著者であることはご存知ですよね。そして、若い時から昆虫を研究されていたことは
ご存知ない。その先生が昆虫をたくさん殺したので(標本を作った)慰霊碑として虫塚を建立された。
標本にした昆虫を供養し、訪れる人が生命の大切さを意識されることも考慮。

若い頃、バカの壁がベストセラーだと云うので買いました、読んだのか分かったのか、記憶になく
忘れていました。なんで養老先生に取り憑かれたのか。NHKの番組に惹かれたのです。
その番組のタイトルが「まいにち養老先生、ときどきまる」。

「まる」は養老家の飼い猫で、わたしはすっかりまるに惚れ込みました。養老先生はどうでも良かった
のです。その延長線上に虫塚訪問があります。


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慰霊碑の設計は建築家、隈研吾先生。昆虫の制作は砂糖正和重孝氏。


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慰霊碑の周りに置かれた彫刻を並べます。

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彫刻の佐藤先生によると台座の石も大切だとか。そういうことは考えませんでした。
台座もまるまる写すべきだったのです。


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お花見も建長寺を訪れた目的のひとつですから、二枚だけ貼り付けます。


本日はこれにて。

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